ニュースリリース
AGRIST株式会社との農作物の自動収穫ロボット開発に関する協業開始について
2020.03.27
当社は、農作物の自動収穫ロボット開発に取り組むAGRIST株式会社に出資し、協業を開始しました。本協業において、当社が取り組んでいる営農型太陽光発電と自動収穫ロボットの技術を掛け合わせることで、農作業の自動化を実現し、再生可能エネルギーの普及と農業課題解決を両立させるモデルの構築を目指します。当社(社長:杉森 務)は、JXTGイノベーションパートナーズ合同会社(社長:矢崎 靖典)※1 を通じ、農作物の自動収穫ロボット開発に取り組むAGRIST株式会社(代表取締役:齋藤 潤一、以下「AGRIST」)へ本日出資し、協業を開始することをお知らせいたします。
当社は、脱炭素・循環型社会への貢献に向けた新たな事業領域の開拓の一つとして、本年度より営農型発電事業 ※2 を通じた再生可能エネルギーの普及に取り組んでおります。一方AGRISTは、農作物収穫ロボットの開発により、農業従事者の高齢化や人手不足に伴う地方の衰退といった問題解決に取り組むスタートアップ企業です。
本協業において、当社が取り組んでいる営農型太陽光発電と自動収穫ロボットの技術を掛け合わせることで、農作業の自動化を実現し、再生可能エネルギーの普及と農業課題解決を両立させるモデルの構築を目指します。今後は両社共同で実行計画を策定し、2020年夏を目途に設備の開発・実証を行ってまいります。
当社は、発電と農業を掛け合わせることで双方の課題を解決することにより、「2040年JXTGグループ長期ビジョン」※3 にありたい姿の一つとして掲げる脱炭素・循環型社会への貢献に向け積極的に取り組んでまいります。
※1 JXTGイノベーションパートナーズ合同会社
当社未来事業推進のための100%投資子会社(2019年10月設立)
※2 営農型事業とは農地で農作物を生産しながら上部空間に太陽光発電設備を設置することで営農と発電を同時に可能とする新たな事業形態。
当社は2019年8月に営農型太陽発電設備のコンサルティングから建設・運営まで手掛ける株式会社アグリツリーへ出資し、各地で導入に向け検討中。
※3「2040年JXTGグループ長期ビジョン」
参考
1. AGRISTの概要
会社名 | AGRIST株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 兼 最高経営責任者 齋藤 潤一 取締役 兼 最高執行責任者 高橋 慶彦 取締役 兼 最高技術責任者 秦 裕貴 執行役員 兼 ロボット開発責任者 高辻 克海 |
設立日 | 2019年10月24日 |
所在地 | 宮崎県児湯郡新富町新田東1丁目47番地1 |
従業員数 | 4名 |
事業領域 | 農業ロボットの開発事業、AI事業、ソフトウェア開発事業 |