営農型太陽光発電事業に取り組むベンチャー企業 株式会社アグリツリーへの出資について

当社（社長：杉森務）は、営農型太陽光発電事業への参画に向け、同技術の普及に取り組むベンチャー企業、株式会社アグリツリー（代表取締役：西光司、以下「アグリツリー」）へ出資しましたので、お知らせいたします。

アグリツリーは、農地を農作物の生産に利用しながら、その上部空間に太陽光発電設備を設置することで、営農と発電を同時に可能とする新たな事業形態、「営農型太陽光発電」の普及に取り組み、国内企業・団体・自治体とのアライアンスを進めているベンチャー企業です。当社と同社は、ベンチャー企業と新規事業を共創することを目的に当社が開催した2018年度アクセラレータープログラムを通じて、当社が有する電力の安定的な販路とアグリツリーが持つ営農型発電の技術やノウハウの相互活用を目指し検討した結果、今回の出資にいたりました。

営農型太陽光発電事業は、「2040年ＪＸＴＧグループ長期ビジョン」※に掲げた目標の一つ「脱炭素・循環型社会への貢献」に資するものです。当社は、営農型太陽光発電事業者向けの電力受け入れ体制を整えることにより、同事業を通じても、再生可能エネルギーの普及を促進していきます。

当社は、新たな事業領域の開拓において、引き続きアクセラレータープログラム等を通じて脱炭素・循環型社会への貢献に継続的かつ積極的に取り組んでまいります。

※「2040年ＪＸＴＧグループ長期ビジョン」

参考

1. アグリツリーの概要

2. 営農型発電の事例